2019/5/1 Wed Leaving from Spain (12日目)

いよいよ日本に戻る日になりました。

朝の早いフライトなので、かなりの早起きをしました。

ただ、何となく気になっていたのですが、ホテルのある場所が繁華街に近いこともあり、ゆうべから外が賑やか。それが朝まで続いていました。

スペインでの5/1はメイデーであり、日本のそれよりも意味のある日の方です。

チェックアウトの時に、バス停までの安心な道を確認して、徒歩5-10分程度の移動ですが、真っ暗ななかキャリバッグを引きずりながらドキドキして向かいました。

朝一のバスでしたが、乗客は満員。

空港に無事に付き、特に問題もなくスムーズにチェックインし、帰途についたのでした。

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離陸してすぐに見えた昨日行った「海の教会」が見えたのには感動しました。

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乗り換えはフランクフルト空港。

とても大きいのですが、ミュンヘンほど楽しい感じではありませんでした。ランチはタイ料理。

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フランクフルトからはANA便となりました。

 

 

旅のメモ

Prepaid SIMはとても便利でした。これまでは、現地に着いてから、SIMを売っている店を探して、やっとスマホが使える状態になっていましたが、事前に準備できることになります。

スペインの高速道路は、安全で快適でした。みな、制限速度と車間距離を守ります。日本もそうであって欲しい。

「日本はゴミが落ちていないきれいな国」と言われますが、スペインの方がゴミは落ちていません。その理由は、街角に大きなゴミ箱が置かれているから。日本は最近はゴミ箱を見つけるのが大変で、その結果なのか、街にもゴミが散乱しているように思います。

スペイン語を全く勉強せずに行ったこと、後悔しています。数字や挨拶や、その他、基本的なことは覚えていくべきでした。

 

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2019/4/30 Tue San Sebastián (11日目)

今回の旅行の実質的な最終日。
ビルバオからクルマで東へ1時間強の場所にあるサンセバスチャンへ行くことに。
朝食は昨日パン屋で買ったパンとみかんを食べてホテルの部屋で済ませ、8時過ぎに出発。


順調に進んでいきましたが、サンセバスチャンの手前で事故渋滞がありました。
クルマが大きく痛んでいる様子はありませんでした。
今回の旅行では2000キロほど走りましたが、クルマ同士の事故は初めて見ました。交通事故が少ない国なのではないか、と思います。

事前にはサンセバスチャンの後に、近郊のシードルを作っている農園で食べられるステーキを昼食にしようと考えていました。が、当日の朝にネットで見つけた「海の教会」の写真に魅せられ、ステーキをやめて海の教会に行くことにしました。

また、明朝のフライトが650amと早いため、レンタカー会社のGOLDCARのオフィスが空いていません。
そのためクルマを今日の4pmに返すことにしました。

 

サンセバスチャンの市街地に入りました。結構一方通行が多いです。予定していた駐車場へは曲がり損ねたのですが、それ以外にも結構地下駐車場がありましたので、前を走るクルマが入る地下駐車場に付いて行きました。
そこがちょうどスーパーの駐車場のようで、とても便利な場所でした。
予定より少し遅れて10時にサンセバスチャンに到着。

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そこから歩いて観光です。いくつかの教会を見学し、お店を見、あっという間に時間が過ぎて行きました。
ビルバオでは全く見かけなかった日本人をサンセバスチャンでは多く見かけました。GWでやってきた人たちなのでしょう。
20-30代のグループがとてもはしゃいでいる感じが、他の国の人たちに比べて幼い印象を受けました。
これも日本人の国民性なのでしょうか。

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12時前。食の聖地でもあるサンセバスチャンでタパスを楽しむことにしました。
が、このままでは4pmのレンタカーリターンに間に合わなくなってしまいます。
ラ コンチャ海岸を望む展望台か海の教会を諦める必要があります。
妻と協議の結果、展望台を諦めることに。

事前にネットで調べたタパス バーは日本人がこぞっています。
ちょっと気が引けたので、並んでいるタパスを見極めて店を選ぶことにしました。
それがことごとく正解でした。
最初は「客がいないからやめようか」と言っていたお店だったのですが、タパスの種類が豊富だったため勇気を出してオーダーをし始めたら、どんどんお客さんが入ってきます。僕らが飲み始めた頃には4-5組がいました。

場所柄、観光客が入る店ばかりでしょうから、誰かが最初に入ればその後はどんどん客が集まることを知っているのでしょう。
お店の人たちも特に焦っている様子はありません。
もちろん僕はノンアルコール ビールを飲んだのですが、日本のそれよりもビールっぽくて美味しいです。

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タパスバーの質は完全にビルバオよりもサンセバスチャンの方が上です。
また、街の雰囲気やお店の種類などもサンセバスチャンの方が良かったです。

サンセバスチャンではなくビルバオに宿をとった理由は、ホテルの質と数がビルバオの方が良かったからです。
次回来ることがあればサンセバスチャンを拠点にしたいと思いました

2軒のタパスバーをはしごして、海の教会に向かうことに。
その前にせっかくなのでラコンチャ海岸は見たいと思い記念写真を撮り
海岸の目の前のたばこ屋さんで絵葉書を購入しました
ラコンチャ海岸は、きれいなビーチが広がっていて、ビーチリゾートの雰囲気がある場所でした。
旧市街の古い街並みのすぐそばにビーチが広がっている
という少し不思議な感じがしました。

サンセバスチャン滞在時間は3時間ほど。あっという間でした。駐車料金は6ユーロでした。

 

サン ファン デ ガステルカチャ教会
これが「海の教会」の正式名称です。
サンセバスチャンからクルマで1時間20分ほど。ビルバオの北東です。
230pm、渋滞もなく順調にパーキングに到着しました。一番混んでいた時間帯なのか僕の後は停められれないクルマが空き待ちをしていました。
現地の地図を見ると右回りの長いルートと
左回りの短いルートがあります。かなりの高低差がある場所ですので
長いルートの方が楽なはずと考えて
右回りを選びましたがそれが失敗。かなり長いので時間がかかるのと
勾配も結構ある
時間に余裕がないときに選ぶべきではありませんでした。
ただし、途中で見える海の教会の景色はなかなかのものでした。
40分ほど歩いて教会への道の入り口に着きました。
そこから万里の長城のような道を歩きます。その道そのものは片道15-20分程です。
教会に着き鐘を3つ鳴らして今回の旅行の無事をお礼しました。
駐車場に戻る道は短いルートを選びました。それなりにきつい勾配でしたが
それでも20分ほどで登ったと思います。時間がない場合には絶対に短いルートを選ぶべきです。

 

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さて、最後の運転。
空港近くのレンタカーオフィスにクルマを返しに行きます。30分弱です。途中給油をしました。
今回2000キロを走りました。給油は3回。
スペインのガソリンスタンドは最初に給油してその後レジで支払うタイプ。簡単です
スタンドの店舗はコンビニのように食料品からアルコール、パン、みかん、ワインやオリーブオイルのような土産物も売っています。

ちょっと迷いましたが無事にGOLDCARのレンタカー オフィスに到着しましたが、スタッフが2人しかいません。客も僕たち以外は2名。あまり段取りはよくありませんが、僕の書面をみて「全部保険でカバーだね。チェックしないからいいよ。」と。ガソリンメーターだけチェックして終了。
その後バンに乗って空港にいくつもりが、僕より後に来た男性が乗って「満員だから次ね」と言われてこの旅で一番のブチギレ。日本語で話しても分からないことを良いことにキレてみました。笑

 

その後空港からホテルまでバスで

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戻り、Bilbaoでの最後の夜を散策して、夕食としました。

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2019/4/29 Mon Real Golf de Pedreña (10日目)

この日は、今回の旅で二回目のラウンドの日。妻とは別行動になります。

コースは、Real Golf de Pedrena。あのセベ バレステロスのホームコースです。

Bilbaoから西に1時間ほどクルマを走らせた海岸線にあります。

一人でのドライブでもあり、道を間違えると到着時間が遅くなってしまうのでいつも以上に慎重に運転しました。

優秀なGoogle Mapさんのおかげで遠回りすることもなく、順調にコースまで到着することができました。綺麗な街の綺麗なコース、という印象です。

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プロショップにいた女性はほとんど英語が通じず、でもとても愛想が良く対応いただけました。キャディマスターなのか、少し年配の男性が英語で対応してくれました。

一人でのスタートのようです。

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途中で前を行く男性二名に追い付き、一緒にラウンドすることに。
地元のゴルファーで、一名は日本に行ったことがあるとのこと。とてもフレンドリーで楽しく、気持ちよくラウンドできました。

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スペイン旅行でのセッティング。バルデラマで入手したゴルフバッグに入れています。

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楽しいラウンドもあっという間で終わり、名残惜しくコースを後にして、ホテルまで戻りました。

夕飯を食べに街に出かけました。

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2019/4/28 Sun Toledo to Bilbao (9日目)

Toledoからこの旅の最終目的であるBilbaoへの移動する日です。

 

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朝起きて朝陽の中の景色を撮影したく、テラスに出て行きました。
とてもいい空気と景色。最高の時間でした。僕らが写真を撮っていると何組かのカップルやファミリーがやってきました。
その中に日本人らしきカップルがいて、声をかけてみました。この旅の中では初めての日本人観光客との出会いでした。お互い写真を撮りあいました。

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朝食は、ホテルでバフェ。
美味しかった!

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宿の部屋からの景色。写真は窓の半分しか開けていませんが、この倍の広さの景色が見られました。

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実はToledoからBilbaoへの移動の間にこの旅で一番のショックな出来事がありました。

スペインの高速道路は、みな、制限速度を守ります。また、速度が出ないトラックは追い越し車線を走ることなく、安全な車間距離を保ちながら走行車線を走ります。
こんなにマナーの良い、そして僕のような不慣れな旅行者にとって運転しやすい高速道路はありません。
その結果、事故現場を見ることもなかったですし、渋滞の場面も、マドリッド市内とつながる場所で多少あっただけ。

そんな中、日本でもよく見かけますが、道路の標識に「シカに注意」というものが至るところにありました。日本でもそうであるように、ほとんど気にせずに高速道路を運転していました。

そんな中、片側三車線で、僕は真ん中の車線を制限速度より少し遅いくらいで走っていました。僕の借りたシトロエンはパワーがないため安全運転することができました。そんな中、少し交通量が増えた場所で、僕を抜いていったクルマが、追い越し車線から僕の車線に戻って50mほど先を走っていた時のことです。
右側にすっと大きな影が見え、それが突然車道に飛び込んで来たのでした。あっと驚く間もなく、僕を追い越したにぶつかりました。僕の前のクルマのドライバーは相当に運転技術が高かったのでしょう。クルマのコントロールを失いながら、減速し、右側の路肩に無事に停まりました。僕のクルマにもいろんなものが飛んできて、自分自身の心の動揺もあり、ハザードを付けながら減速して、衝突したクルマの様子を確認しながらかなり速度を落としました。後続のクルマ数台が、シカを引いたクルマ周辺に停まり、対応をしていることが確認できました。クルマは大破することなく、ドライバーは無事そうに見えました。

本当に、本当に、驚き、そしてショックな出来事でした。

僕のクルマのフロント部分にはいろんなものが付着しましたが、次に見えたガソリンスタンドで洗い落とし、クルマに傷などがないことを確認し、さらに安全運転でBilbaoに向かいました。

 

ビルバオの街。旧市街。路面電車

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ホテルの外観。

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夕飯
日曜日だから閉まっている店が多い。

バスク地方は美食の街ということもあり、タパスは見た目も鮮やかで味も非常に良かったです。パンも美味しい。

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2019/4/27 Sat Sevilla to Toledo (8日目)

この日はToledoに移動します。

総距離は450km。クルマでの移動。

クルマを停めたパーキングの上に市場があります。

出発の前に朝の市場をぐるっっとみて、朝食としてのパンと果物を購入。

朝の市場は活気があって夜の様子と一変します。とても良い市場でした。

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スペインの拘束を走っていると、丘の上に集落が現れて、それが想像をかきたてます。

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途中のガソリン スタンドで休憩しながら、地元の雰囲気を楽しみました。

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この写真は、行きたかったワイナリーがクローズしていて、高速道路の途中にあるレストランでワインを購入したのですが、そこに陳列されていたナイフ。

ナイフも名産品。

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目的地のトレドのParadoresに到着。

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トレドではParadoresに泊まり、そしてそこのレストランでのディナー。

前菜をそれぞれがオーダーし、メインはラム ステーキをシェア。

とても美味しい食事でした。

部屋も広く、景色も良かったのですが、僕は写真を撮っていませんでした。

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2019/4/26 Fri セビリア観光 (7日目)

セビリアの宿は、Triana Apartment。ネットでの評価が高く、キッチンと洗濯機が使えることで選びました。

6時前に目が覚めます。これは日本でもスペイン旅行中でも同じ。
7時にシャワーを浴びて8時から近所を散歩しながら朝食の場所を探します。
シエスタがあるからなのか、朝の動き出しは早いように感じます。
近所のこぎれいなタパス バーで、コーヒーとオレンジジュースとパンに生ハムとトマトを挟んで、テーブルに置いてあるオリーブオイルをたっぷりかけていただきました。
美味しい。
スペインはどこで何を食べても美味しい。
それで5ユーロ。

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セビージャの朝1

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セビージャの朝2

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セビージャの朝食


宿の洗濯機は9時から利用可能です。
朝一で洗濯機を確保できるよう、小走りでアパートに戻ります。
無事洗濯機を使えました。洗濯が終わるまでしばし部屋で休憩。
今日は1145amにセビリア大聖堂の見学を予約しています。
11amに宿を出て徒歩で20分ほど。途中景色を楽しんで写真を撮ったり、気になったお店を覗いたり。

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1130amくらいにセビリア大聖堂に着きました。
かなりの観光客で賑わっています。この日は子供達の集団が多かった。
個人客向けの入り口を探し、予約の紙を見せて入場します。
ほどなく大聖堂の中に入ります。ここも大きい。サグラダファミリアよりも大きいかも。中には小さな小部屋がいくつもあります。そこを繋ぐ回廊があります。
2つの大きなパイプオルガンが印象的な大聖堂でした。
塔の上にも昇ることができ、そこから一望できるセビリアの街もとても良かったです。

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その後、川沿いの道を歩き、スペイン広場からアルカサル横にあるムリージョ庭園を通り、セビリア大聖堂から市街地のとても雰囲気の良い小道とレストランを眺めながら、ロンハ デル ブランコ市場で遅めのランチ。ビールとパエリアとスペイン風オムレツと赤ワイン。もっと市場っぽい地元民向けのイメージで行きましたが、観光客向けのフードコートのような場所でした。

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その後、宿に帰るため宿の最寄りのトリアナ市場に寄りましたがこちらの方がイメージしていた新鮮な食材を調理して出してくれるようなお店が並んでいました。
魚を焼いたのが美味そうでした。。。残念。
その後宿に戻ってシエスタ。。。妻は乾燥機で洗濯したものを一生懸命乾かしています。

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8pm、トリアナ市場の中にあるレストランに夕飯を食べに出かけました。
昨夜もそうでしたが、何かお祭りのようなことをやっています。
外は8pmでも昼間のように明るいのですが、
昨日は一瞬しか見えなかったのですが「お神輿」のようなものが通りを動いていました。
今日は15~20名の集団がギターなどを持って、揃いの制服を来て演奏し、歌を歌いながら練り歩いています。2チームほど見かけました。
今日は金曜日の夜、ということもあり、昨日に比べると人手も店のにぎわいも随分と違います。

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夕飯は、市場の中にある寿司&シーフードのお店に。Ostrerias de Mercado
お寿司は日本人のような人が作っていますが、全く日本語を話しません。もしかして支倉常長一行の子孫なのでしょうか。
寿司8個と生牡蠣4個、ワイン2杯のセットで20ユーロ強。
とても美味しくあっという間に食べてしまいました。この旅初めての醤油の味付け。その後、マグロをミンチにしたタルタルとタコとエビをボイルしたものとレモン味のラドラーという種類のビール(アルコール度数2.5%)を追加し、全部で40ユーロ強。この旅で一番お金を使った食事になりました。
美味しかったし、店の人たちがみんな親切だったので良いことにしましょう。

お寿司の後は、まだ明るいトリアナの街を練り歩く演奏集団を楽しみながら、アイスクリームを買って宿まで帰りました。

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バルセロナではイースターということもありとても閑散としている印象がありましたが、普通の日ならセビリアのにぎわいの比ではなかったのだろうと思うと、空いている少し寂しいくらいのバルセロナで良かったのかもしれません。

2019/4/25 Thu グラナダ to セビージャ via Real Club de Valderrama (6日目)


とても印象的だった街グラナダからセビージャへの移動日。
途中南下しマラガの先にあるバルデラマゴルフコースでラウンドします。
僕としては今回の旅のメインイベントと言えるものです。
ここの予約も随分と前に行いました。コースからのレスも早く、とても待ち遠しく思っていました。

宿の朝食を830amにお願いしました。
フレッシュなオレンジジュースとコーヒー、パウンドケーキとパン。パンに挟むためのハム類とトマト。手作りのジャム。とても美味しくいただきました。

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グラナダ朝食

グラナダからバルデラマまでは250km、2時間半のロング ドライブになります。
休憩やその他の事情も考え、移動を3時間と見込みました。
平日の朝のためグラナダ市街地は道が混んでいました。いきなりGoogle Mapはラウンドアバウトの連続で道を案内します。かなり緊張の連続。
高速道路に乗ってからは特に渋滞もなく、無事に予定の時間通りにコースに到着しました。スタート時間は124pm。その1時間前に到着しました。

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グラナダからの高速道路


グラナダからバルデラマまでの高速道路では5回以上も有料区間もありました。金額は5ユーロ前後。クレジットカードが使えますので特に問題ないのですが、無人の場所に行くと、いきなりスペイン語の表示なので絵だけを見てカードを入れボタンを押すことになります。英語表示モードもあるのですが、後ろにクルマが並ぶととりあえずスペイン語モードで挑戦することになります。
スペインの高速道路には英語表記があまりないように思います。
トールゲートは絵の表示を見て進みました。有人と思って行っても機械だけのことがありました。が、一番左側は有人であることが多い規則性がわかり、それ以降は左側に行くことにしました。
20~30km毎にトールゲートがあると、眠さを防ぐことになるし、ついついスピードを出しすぎることを抑止することに繋がると思いました。

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トールゲート



それとスペインの高速を走って思ったのは、トラックが制限速度以内で右側を一定の車間距離を開けて行儀よく走っています。
これはとても走りやすいです。

 

コースに着いてクルマからゴルフバッグを出して準備を始めようとすると、さすが名門らしくコースのスタッフがピックアップに来てくれます。
ドライバーを組み上げたり、小物を出していても笑って見ています。温かい。

コースに向かって右側の建物にPro Shopがあります。そちらでチェックインです。ちなみに左側はメンバー用のレストランなどがある建物のようです。
チェックインのカウンターが入ってすぐにあり、若い女性が立っていましたので、そちらでチェックインをし、スタートまでの説明を受けました。すべてがスムーズ。
事前にWebでプレイしない人の帯同が可能かどうか調べて行ったのですが、具体的に「できません」と書いてありました。
妻には申し訳ないけど、クルマの中かクラブハウスでボーッと待ていてもらわなければなりません。
ダメ元で受付の若い女性に「妻の帯同は可能か?」と聞いてみました。そうしたらキャディマスターに確認します、と言って電話をしてくれました。
そうしたら「OK」とのこと。追加料金もいらない、とのこと。
なんて優しい、そして温かい気遣いなのでしょうか。
この日のラウンドは担いで徒歩でしたので、妻も一緒に歩いて世界的な有名コースを歩けることになりました。
ありがたい。うれしい!!

Tee Timeまで1時間以上ありましたので、恒例のPro Shopチェック。
探し物はスタンドバッグ。ないなぁ、と思って奥の方を見てみたらありました!でも値札が付いていない。。。お店の人に聞いたら「これは製造上の問題があって売れない」と一蹴。少しだけ粘ってみたけど頑な。
ちょっと作戦を考えることにいて、まずはラウンドに。

妻の帯同をキャディーマスターに掛け合ってくれた若い女性と、キャディーマスターのカルロスに日本からのお土産を渡しました。
抹茶味のキットカットじゃがポックル

以前ラウンドしたことがある友人から
「当日ラウンドする人の国の旗を飾ってあるよ」と教えられていましたのでチェックするとたしかに日の丸があります。
とてもうれしいです。

今回のセッティングは、1W, 3U, 6I, 8I, PW, SW, PTの7本です。
スタート前、クラブハウスの前にあるレンジでそれぞれ3-4球ずつ打ち、そしてパッティング グリーンへ。
とても綺麗なグリーンです。
先に来ている男性にTee Timeを聞くと僕と同じ1:24です。ミラノからバケーションで来ているバレリオ H/C 9と2Bでのラウンドとなりました。
使用するティーボックスは黄色です。コースレートもちょうど72でした。
前の組みがスタートして少し経つとスターターが「フォアキャディのマノロ、君たちのサポートをするよ」と男性が付いてくれました。地元生まれでクルマで5分の場所に住んでいるH/C 5のハウス キャディが付いてくれました。

したがって2名のプレイヤーとキャディと僕の妻の4人での歩きのラウンドとなりました。
「フォアキャディ」と説明されたと思いますが、普通に一緒に歩いていろいろと世話をしてくれるキャディさんでした。

途中小雨が降ったり、陽が出たりでしたが、寒くなく快適なラウンドでした。
そんな中、キャディのマノロのキャディバッグの件をそれとなく相談したら
「わかった。任せておけ。」
とのコメント。すごい。頼もしいぞ。ありがたい。
ラウンド中、電動カートでドリンクなどを売りに来てくれるのはアメリカと同じですが、6Hをラウンド中にキャディマスター補佐のような若者が大きなカゴにリンゴやバナナを持って来てくれました。こういうのは初めて。うれしいサービス。

ハーフが終了して妻はクラブハウスに戻って僕らのプレイ終了を待つことに。
マノエは僕の欲しいバッグの件で「ちょっと行ってくる」と。
後半のハーフは前の4Bを途中で抜かさせてもらい、陽も出てきて半袖でちょうどいい気温になりました。
名物ホールの17番Par 5では、このホールでのG-Macヒメネスのイーグルの話しやタイガーが2オンを狙って同じバックスピンで3度池に入れたことなど、教えてくれました。
僕はこのホール、1W-6I-SWと完ぺきに打て5mの上りのパットをショートしての綺麗なパーでした。

バレリオとは「いつか日本に行ってゴルフをしてみたいんだ」と言っているので、電子メールアドレスを交換して日本での再会を約束しました。

前が4Bだった割には流れが良く、あっという間の4時間弱のラウンドが終わりました。
コースの感想は、とにかくコンディションがいい。フェアウェイは広くしているけれども、要所要所で木がスタイミーになってくる。ガードバンカーが多く効いているけど、必ず花道は開けてある。花道がよだれかけのようになっていてショートすると手前に転がるようになっている。グリーンはそれほど大きくない。適度にアップダウンがあります。

プレイが終わって戻るとキャディマスターのカルロスが「ラウンドはどうだった?」との言葉をかけてくれました。
ノロが「キャディマスターのカルロスはここで一番偉いから、彼が話をつけてくれる。一緒にPro Shopに行って来て」と言い、カルロスが「よし行こう!どれ?」と僕を引っ張っていってくれます。
カルロスと僕がPro Shopに行くとなんかみんなニヤニヤしています。話しがある程度付いていたみたい。笑
僕が「これ!」というとショップの偉い女性がもう一度詳しく説明してくれます。ダブルショルダーのクロスしている部分の金具が壊れてしまう不良で売らないことにした。壊れても保証はできない。本当にいいのか?同じタイプで別のがあるからそれも見てみたらいい。など。
カルロスはその女性に「欲しいって言ってるんだから売ってあげたらいいだろう」って言ってくれている感じ。スペイン語だから分からない。
女性たちは苦笑しながら受け答えている。笑
とてもいい雰囲気。
結局取り扱い中止になっている壊れる可能性のあるものを買うことにしました。そうしたら倉庫から新しいのを出してくれてその上25%値引きしてくれました。
レジでは僕が抹茶味のKitKatをあげた若い女性でした。
早速食べてくれてそしてMatchaが何かもネットで調べてくれたみたい。
「とても美味しかった。ありがとう。」という笑顔がとてもかわいい。
そんな僕を遠くから写真を撮る妻。

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苦労して入手したバルデラマのゴルフバッグ(2021/4古河GLにて)

そんなこんなで名残惜しくバルデラマゴルフ場を去るのでした。
とても良い思い出になりました。
コースの皆さん、本当にありがとうございます!

ちなみに、クラブハウス前の国旗は、
ノロによると、このコースのメンバーの国籍の旗とのことでした。

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バルデラマ


セビリアまで2時間200km

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バルデラマからセビージャへ

途中で突如現れるジブラルダルに興奮

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ジブラルダル


セビージャでの夕食

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セビージャでの夕食