2019/4/22 Mon Barcelona いよいよサグラダファミリアへ (3日目)
今回の旅のメインイベントと言っていいサグラダファミリアへの見学の日です。
塔を昇るチケットは取れなかったので、中の見学だけです。
900am入場です。
宿からサグラダファミリアまでは徒歩で30分。朝の散歩は好きですし、今日も途中で朝食のパンを買いたかったので730am過ぎに宿を出発しました。
今日の天気予報は雨です。外も随分とくらいです。最高気温は15度、最低気温は7度ほどの予想ですが東京のそれよりも寒くないように感じます。
まずは目星をつけていたパン屋に向かいます。が開いていません。
パン屋ばかりか人出も少ないし、店も開く様子がありません。
なんか東京の正月のような雰囲気。
なんかおかしい。
そこからサグラダファミリアまで歩くことにしましたが、とにかく人が少ないし、店も開いていない。
雨粒がポツリポツリと落ちてきます。
やっとパン屋を見つけてそこで買うことにしましたが、この時に雨が結構降ってきました。サグラダファミリアまではあと徒歩10分ほど。
ここら辺で気づきました。
イースターからの月曜日でカタルーニャ地方は金曜日から月曜日(今日)まで連休のようです。とんでもない時に来てしまったようです。
無事サグラダファミリアに着いた時に雨は本格的になりました。雨宿りする場所がありません。やっと公園の大きな木の下で傘をさしてオープンを待つことにしました。
サグラダファミリアがある場所は街から少し外れたアジア系のお店があったり、古めの集合住宅があるような場所です。
雨が降っていたからなのか予定の9amより少し早く中に入ることができました。
セキュリティは空港と同様にかなり厳しく持ち物チェックがありました。
セキュリティのあと音声ガイドを受け取ります。このガイドは大きめの携帯電話のような形をしています。
このガイドのお陰で本当に満喫できました。
これまであまりサグラダファミリアのことを詳しく知らなかったので、あの独特の形をした外見だけを楽しみにしていましたが、とにかく中が素晴らしい。
ガウディのこだわりと考えと利用者と後世の人たちに向けたメッセージが込められています。カサ バッリョと同様にすべてに意味がある。
ずうと中にいたい気持ちになりました。本当に素晴らしいです。
結果的に2時間以上見学をし、食事をとるために今日は空いていると思われるサンタカテリナ市場へ。
途中目を惹くチュロスが売っていたので買って食べました。
揚げた太めのチュロスの中にホワイトチョコが入っています。
美味しかった!
今回バルセロナで食べたものの中で一番美味しかったかも。
途中VodafoneショップでPrepaid SIMを買おうとしましたが、やっぱり閉まっています。
そしてサンタカタリナ市場に着きましたが、やっぱりクローズ。
空腹だったので近所のタパスバーでランチ。
CAVAと水とマッシュルーム コロッケと特製サラダで20ユーロほど。味はとても良かったです。やっぱり安いですね。
その後、昨日も歩いたカテドラル地区を散歩しました。
建物と街並みの雰囲気がフィレンツェに似ている感じがしました。
その後、もう1つのメインイベントであるカタルーニャ音楽堂でのパコデルシア ギタートリオのコンサートに向けて宿でシエスタをとることにしました。
この時始めて地下鉄を使いました。
バルセロナの地下鉄はスリの温床と聞いていましたので、昼間でしたが結構緊張して乗りました。
地下鉄そのものはパリのものに似ている気がしました。パリほど汚れていませんが(ゴミが落ちていません)、狭めの通路があり、途中で音楽を演奏している人がいたり。宿の最寄りのFontana駅は結構地下にホームがあるので地上までのエスカレータは結構あります。大きな荷物を持っての移動は容易ではなさそうです。
コンサートは9pmから。
コンサートの前に宿で軽く食事して、帰ってきてからも飲めるように、近所のパン屋とスーパーで食材を買うことにしました。
カタルーニャ音楽堂までは宿からバスで20分弱。
8pm前に現地に着きました。着いてみると昼にサンタカタリナ市場に行くときに写真を撮った建物がそれでした。
中に入ると、見学ツアーがあるだけの歴史的な建造物ですのでとても見事でした。
こんなコンサートホールは日本にはないし、今後も作られることがないのでしょうね。圧倒的に日本人は大事なものを残していない、失っている国民であることを痛感しました。
そしてなによりも驚いたのは、壁はガラスの一部ステンドグラスですので、照明を落とすとほんのりと外の夜景の明るさが入り込んできます。それがとてもいい雰囲気になります。日本では経験したことがありません。
そしてなによりも演者の素晴らしさ。ギタートリオとパーカッション。そして男女のフラメンコ ダンサー。
全員が本当にレベルが高い。
アランフェス、チックコリアのスペイン、ファリャの火祭りの踊り、アンコールでは一部Smoke On The Waterを弾いたり、パーカッションを加えた4名で1台のギターでマイケル ジャクソンのビリー ジーンを弾いたり。
本当に素晴らしかったです。曲間のやりとりでも客を楽しませてくれます。
パーカッションは本当に素晴らしかったです。完璧でした。技術そのものだけでなく、アンサンブルとしてギタートリオと完璧に一体化しているだけでなく、演奏に色彩を付けていました。
アンコールも含めて1時間半でコンサートは終了しました。
夜のバルセロナ初体験。
こんなときに限ってネットに繋がらないために、宿までのバスを捕まえるのに30分ほどかかりましたが、11pmに無事に宿に戻り、反省会という名の乾杯をしました。
今日の発見
やはりサグラダファミリアには感動しました。中がとにかく素晴らしい。
バルセロナのタパスは、アルコールに一皿なにかがつくのではなく、普通にオーダーする方式が一般的なのかな?
今日の教訓
SIMを変えたらAPNの設定を変えないとネットワークには繋がらない。
街中にあるフリーWi-Fiは活用しましょう。