#039 奄美大島旅行 最終日 ハートロック and みき
2015/11/21 Sat
あっという間に最終日。東京に戻る日です。
奄美で妻が楽しみにしていたものはカヌー体験だけではなく、もう一つありまして、それが「ハートロック」を見ることでした。
ハートロック
普段から妻の話しを聞き流すことが多い僕ですので、「ハートロック」について何か言われていたような気もするのですが、あまり記憶になく、奄美に着いたとたんに「ハートロック」攻撃が執拗になってきました。
- ホテルの近くにハートロックがある。
- ハートロックは干潮時にしか見ることができないハート型にくり抜きがある岩らしい。干潮の時間は6amと6pm。。。
- 歩いて3分って書いてあるのがあったけど、Google Mapではもっと遠い。
などなどなど。
実は二日目に一度トライしたのですが、わからずじまいでした。
レストランの女性に聞いたら、写真入りの案内図をくれたのですが、自分は行ったことがないとのこと。
妻よ、そんなレベルの観光スポットなのだよ。。。と思ったものも言い出せず、どうしても行きたい雰囲気がひしひしと伝わります。
そんなこともあって、最終日の朝は「ハートロック」を探すことにしました。
干潮が6amと言われてもまだ外は真っ暗。真っ暗ですとハブが怖い。
そういうこともあり、ある程度明るくなった6:30にホテルを出発しました。
案内の紙にしたがってクルマを走らせ、小道を行くと、なんと繁みの中を抜けなければいけません。最初ぼくが先頭で進みましたが、やっぱり怖い。。。でもここを行くとすぐにハートロックがありそう。。。次に妻が先頭で行きますが、さすがの妻も怖い。。。
ということで、遠回りになっても海岸線を歩いて行くことにしました。
この旅は、「ハブに怯える旅」になりました。。。もちろん一度も遭遇していません。
ラッキーなことに、Google Mapにハートロックの場所が登録されていましたので、それを頼りに行くと、なんとなくそれらしいものがありました。
でも、とても小さい。1.5-2m四方の大きさ。この程度ならハートロックでも、スターロックでも、なんでもありそう。。。(*_*;
とは言いながらも苦労してたどり着いた「ハートロック」。記念写真を撮って帰ってまいりました。
その後ホテルのレストランで最後の朝食を摂り、チェックアウトし、最後の観光へ。
まずは島の北西部にある崎原ビーチへ。
ここへ向かう道路なのですが、どんどん狭くなっていきます。故郷の釜石の旧国道と言われるものより全然狭い道路です。。。思い起こせばアイルランドでは結構経験したような細くて何が出てきても不思議じゃないような道でした。
道の先の先まで行ったところにありました「崎原ビーチ」。
クルマを降りてビーチを歩いてみたら、そこに建てられていた看板になんと「ワニ」の文字が。その表示を見て妻が興奮しています。「ワニが出るらしいよ!」と。
ハブに怯えていたこの旅の最後はワニか。。。確かに出ても不思議じゃないような自然の豊かさ。。。でも日本にワニなんて聞いたことないけど。。。でも怖いな。
ピュアな僕らはずうっと「ワニ」だと思い続けていたのですが、実は「ウニ」をいたずらして「ワニ」にされていたんですね。あーびっくり。
その後、北東部にある土盛海岸へ。
ここもきれいだけど、やっぱり宿の前のビーチが一番好きだったな。
その後奄美パークに併設されている田中一村美術館へ。
田中一村さんのことは全く存じ上げず、「時間があるから見てみようか?」というレベルだったのですが、気持ちの良い美術館と、彼の苦労された人生、そんな中で描かれた鮮やかな絵画、魅了されました。。。氏は若いときは僕が今住んでいる四谷近辺にいらしたんですね。妙な縁を感じました。
ランチは、奄美きょら海工房のカフェへ。
泊まっていたホテルのすぐ近くです。ずうっと眺めがよくて気持ちよさそうなカフェだな、と思ってみていたのですが、ネットで調べると評判もよい、ということで行くことに。
ランチの時間は外に待っている人たちが溢れていました。
この日も天気が良かったので、外でいただくことに。味も雰囲気も良いカフェで、この旅を回想しました。
奄美大島、お勧めです!
P.S.
大事なことを忘れていました!
この旅でとても印象に残ったもの。それは「みき」です。
米から作られる甘くてちょっと酸っぱい飲み物。
喉ごしは、甘酒のよう。
好みの味なのでどんどん飲んでましたが、カロリーが高く、そして何より腹持ちがいい。これを飲むと全くおなかがすきません。現地では、栄養補給ドリンクのようにいただくのが一般的のようです。。。要注意です。笑