#023 14日目(ダブリン) 2015/6/25木 いよいよ最終日です! (Portmarnock Golf Club)

いよいよ最終日、その日がやって来てしまいました。
これまでもそうでしたが、今日も目覚ましよりも随分前に目が覚めました。
7.40amのティー タイムなので、7amまでにクラブに到着したいと思っています。
ベルファストからクラブまでは2時間弱。5時にチェックアウトするつもりです。

Tara Lodge Belfast これまでに泊まったホテルで最高の満足度でした!

昨晩、呑んでホテルに戻るときにフロントのお姉さんに念のため「明日5amにチェックアウトしたいのでよろしく」と伝えておきました。駐車場の門を開けてもらう必要があるので、予め伝えておいた方がよいと思いました。
お姉さんは「大丈夫ですよ。朝食を何か用意しておきましょうか?」と答えました。このホテルの朝食は7amです。2時間も前にその朝食を用意してもらうなんてとんでもないです。と思いながらも、「もし可能ならコーヒーをいただけたら嬉しい

です」と答えました。「わかりました。」という返事がありました。
本当に気持ちの良いホテルです。

 

最初はこの日記のblogアップには1時間強で終わっていたものが、最近は2時間以上もかかるようになりました。
読んでくださる方、いいね!をしてくださる方がいることで頑張れました。
自分のLife Time Travelを残したいと思って始めたことですが、みなさんの応援が大変うれしかったです。

 

予定通り5amにチェックアウトするためにフロントに来たら、男性が待っていました。
何と、ありがたい。後ろで休んでいればいいのに。
チェックアウトの手続きをすると、やっぱり昨日の朝の豪華な朝食は無料(追加料金なし)でした。すごい。
その上、もうすでに一通りの朝食の準備ができていました。コーヒーだけでなく、パンや、ヨーグルト、フルーツなどなど。感動です。
「日本人のお客さんは来ますか?」と聞くと「多くないけどたまに来ます」との返事でした。「今回このホテルに泊まって

とても快適で満足しています。ネットのサイトにフィードバックを入れておきますね」と話すと喜んでくれました。
昨晩はコーヒーだけでいいと思っていたのを、パンまでいただくことにしました。
Tara Lodge。
このホテルは部屋の清潔さ快適さ、アメニティー。従業員の親切さ丁寧さ。朝食の充実ぶり。本当に素晴らしかったです。

料金は平日ダブル70ポンドほどで駐車場、朝食無料です。ベルファストの相場としても高くないホテルでした。

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帰るよ、大好きなアイルランドへ。

 

ベルファストの朝の5amはそこそこ明るくなった時間です。
いただいたコーヒーを飲みながら南下します。
今回の旅では、保温用のタンブラーを持ってきたのですが、それが大活躍でした。
初日のThe European Clubでも、朝コーヒーをいただき、ラウンドしながら飲むことができました。
考えてみれば、日本のコースではコーヒーを飲みながらラウンドしたことはないですね。

クルマのガソリンのメーターが残り1/4となりました。コースまでは200km弱なので大丈夫足りるはずなのですが、万が一を考えて途中で給油したいと思いました。給油は為替レートを考えて、ポンドではなくユーロで、つまりアイルランドに入ってからにすることにしました。

高速を走っていても明確に国境越えの表示はないですし、僕自身ほとんど地理に関する知識がないので、どの街がイギリスで、どこがアイルランドか、よくわかりません。カーナビ モードのGoogle Mapでも国境が分かりません。
僕が明確に「アイルランドになった」と意識したのはやはり道路標識でした。
制限速度が「120km/h」となった瞬間、「帰ってきた」というホーム感がありました。
前にも書きましたが、イギリスの表示はマイル。簡単な計算でkm/hからマイル/hにできるのですが、どう考えてもそれ以上のスピードで走る車が多いのです。その上イギリスでは速度違反を取り締まるカメラ設置の表示が多い。でも、みんな結構飛ばすのです。なので僕は制限速度通りに走って僕を追い抜くクルマの後を走る作戦を取りました。でもやはり制限速度以上の速さで走ることは異国では怖いのです。
一方アイルランドは多くのクルマが大体制限速度で走っています。超えても1-2割程度。安心感があります。
今回のレンタカー プジョー 308はマニュアル車でしたが、オートクルーズがとても賢く使いやすかったです。本当に良かった。

Portmarnock Golf Clubへ到着。

7amを少し過ぎて無事クラブに到着しました。
2週間前の日曜日に事前にプロショップに来ていたので、クラブの様子は知っていました。
プロショップでチェックインしようとすると、一人の日本人がチェックインしています。
同時に僕のチェックインをしたので、僕の名前から僕が日本人であることは必然としてわかることになります。
その日本人の方はあまり英語が得意ではなさそうでした。
このタイミングで一緒になったのは何かの縁かと思い、「もしお一人なら一緒にいかがですか?」と僕から声をかけました。「いいですよ」との返事。
聞くとその方は8.10amのティータイム。僕は7.40am。チェックインの時間は7.10amくらいだったでしょうか。
プロショップのおじさんは一緒に7.40amに出たら?と言います。が、その方は7.40amは早すぎるので8.10amがいい、と言います。
僕がプロショップのおじさんに「8.10amで一緒に行っていいですか?」と聞くとそのおじさんは一方の日本人に「なぜ7.40amに出ないのか?あなたはこの人(僕)の貴重な時間を無駄にするのか(待たせるのか)?」ということを冗談交じりに言います。
ここまで来てたった30分にこだわる方はちょっと珍しいなぁ、と思いながら、結局はスターターに聞いてくれ、ということでその場は終わりました。
スターターに話すと「7.40amはひとり。この後誰か来たら7.40amにその人と一緒に出てほしい。そうじゃなければ8.10amまで待って一緒に出ていいよ」とのことでした。

結局その方とは8.10amにもう一人のカナダ トロント出身のケビンと一緒に3Bでラウンドすることになりました。

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その日本人の方はMさん。広島からおとといダブリンに入り2週間ゴルフをするとのこと。
昨日The Island Glof Clubを70台で周ったこと。以前はハンディが5だったけど、歳をとって今は落ちていること。
などなどスタート前のパッティンググリーンで教えてもらいました。

7.55amくらいにケビンがやってきたのでそろそろ早めに出ようか、ということになりました。
ケビンはティーショットの準備を始めています。
そしてたら、すぐに老夫妻がやってきたのでティー タイムを聞くと、8amとのことです。
と同時に雨が少し落ちてきました。
Mさんはキャディーバッグのカバーをクルマに取りに行くと言い出します。
僕は「老夫妻の後のスタートになるので、急がなくていいですよ」と言うと、Mさんは「いいよ、待たせておいて、オレたちが先に行こう」と言います。おいおい。。。
僕が老夫妻に先に行っていただいてよいことを伝えて、正しいティータイムの順番にスタートしました。

あー、なんか嫌な予感。

Mさんはケビンがショットを打つ時も話しをやめないし、動いている。
前の老夫妻のプレイが遅いことをずうっと文句を言っている。

ケビンは、レンタルクラブを借りてのプレイでしたっが、ショットがめちゃくちゃ。ほぼ毎ショットラフでのボール探しです。
ケビンは15ホールで持ち球をなくしてしまいました。
僕が途中で拾ったボールを1つ上げました。それをなくした後、Mさんも一つ上げたようです。それでなんとか18番まで来たのですが、グリーン手前でまたロストです。ホールアウトしてもらうために僕がもう一つ新しいボールを上げました。それで最後までラウンドすることができました。

ホールアウトすると、とても楽しくないゴルフをしただろうケビンが、僕とMさんの写真を撮ってくれました。僕のゴルフフレンドだから、と。
僕は3人で一緒に写真を撮る気持ちでもなかったので、撮りませんでした。

後悔=気づき=教訓

「リンクスではキャディーを付けることを徹底しよう」
スターターにキャディーについて質問したところ「ここはフラットだからキャディーはいなくても大丈夫だよ」と言われ、現金が少なかったこともあってケチってキャディーをつけずにスタートしました。もし一人でのラウンドだったら付けたと思うのですが、3人ならボール探しもまぁ何とかなるかと思ったこともあります。
キャディーを付けて、コースのレイアウトと狙いどころをはっきり教えてもらい、その人との会話を通じでクラブのこと、土地のことを聞きながらラウンドするのは40ユーロ以上の価値があることはおとといと昨日で実証済みでした。
そうすれば全く違う名門 Portmarnockのラウンドになったはずです。

Clubの雰囲気

2週間前に来た時は、僕が慣れていないこともありとても緊張感をもってやってきました。
日曜日だったのでそのほとんどがメンバーかその紹介だったのでしょう。
とても規律正しい雰囲気を感じました。
名門の平日はビジター向けの日と割り切っているのでしょうか。
結構プレイヤーも少なく、クラブの雰囲気も緩い感じでした。
スタンバイしているキャディーもラヒンチ、バリーバニオン、カウンティーダウン、ポートラッシュとは違っていました。年輩のキャディーと若い10代と思えるキャディーに二分されていた感じです。
スターターもスタート表を管理していますが、それほど厳密でもない。名前や所属クラブ、ハンディーを記帳することもない。
その日の料金にはランチ代が含まれていたようなのですが、それもたまたま通りかかった僕にバウチャーをくれる、という感じで、僕が通りかからなかったら、そのバウチャーの存在も知らないままでした。。。これは僕がよく知らないで予約したのがよくないのかもしれませんが。

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コースの様子。

確かに、今回ラウンドした他のコースに比べるとフラットです。
丘の存在も「ない」に等しいです。
極端なドッグレッグも、ブラインドも多くありません。
しかしながら、グリーンのアンジュレーションが強く、そしてグリーン周りが難しい。
他の有名クラブと同様に2-3番手落として手前から転がしていかないとオンしない。オンしてもアンジュレーションのきつさと、順目の速さで、僕はまったくだめでした。
それと特徴的なのが、いくつかのホールでバンカーが縦に数個並んでいたり、横に数個並んでいる、という人為的というか幾何学的なデザインが印象に残りました。。。写真を撮らなかった。。。

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ラウンドとその後。

僕のラウンド、というか、スコアは散々でした。
何しろどんなパットもひと筋ずれています。本当に入らなかった。
その上距離感も全く合わない。
ラウンドもコースの様子も楽しめない。
とんでもない最後のラウンドになってしまいました。。。でもこれはこれで感じることと今後の僕の人生に対する教訓にもつながるような気がしています。これはまた別途記述したいと思います。

ラウンド後、Mさんはランチをしてから移動されるとのこと。ランチを誘われました。
僕は気持ちも落ち込んでいたのと、早めにホテルにチェックインして起きたかったので帰るつもりでいました。
そこで例のバウチャーが渡されたことと、ラウンド終了から時間も経過して、気持ちが落ち着いたこともあり、そのバウチャーの存在をMさんに伝えながら一緒にランチをしました。
Mさんとは名刺交換をさせていただき、関東でのラウンドの約束をしました。

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締めの晩餐

いよいよ先輩とのパブ巡りもこの日が最後です。
たまたま一年間ロンドンに留学していた先輩を通じて知った若者(MTさん)がダブリンに来ている、とのことで3人でパブ巡りをすることにしました。
MTさんは一年前にそれまでの仕事を辞め、自費で語学留学をしていました。それが終わり、2か月のヨーロッパ周遊を経て帰国するということでした。
彼の行動力や考えていること、そして陽気で前向きな様子を見ると、本当にこちらも元気と刺激をもらえます。
先日彼がFBでつぶやいた「いったん所持金ゼロになってもいいかな、と思う」というフレーズにはいい意味での衝撃を受けました。
まだ20代。夢に向かってまい進してほしいです。

まずは1軒め。
John Mulligan's。なんとマリガンです。今日の僕のラウンドすべてをマリガンしたい、笑ってゴルフで言うところの「マリガン」の説明をしながらギネスで乾杯です。広くて静かで落ち着いた雰囲気の店内が良かったです。

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2軒め。
BRUXELLES。ライブ演奏もある店なのか、店の前にシンリジーのフィル リノット(wikipediaによると今は日本語ではライノットと表記/発音するのですね)の銅像がありました。彼はダブリンとのゆかりが深いようです。ここでも全員ギネス。

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3軒め。
The Bank Bar and Restaurant。この店は初日に連れて行ってもらったのですが、満員で入れなかったところ。食事もしたかったので再度やってきました。建物は銀行として使われたものをバーとして使っていることもあり、とても豪華です。観光客も多く、大変にぎわっていました。ここでは先輩はギネスにカキ、MTさんはGalway Hookerとムール貝、僕はO'hara's Stautとフィッシュアンドチップス。ここまでフィッシュアンドチップスを食べてなかった僕は、「食べてみたらいいんじゃない?」ということでいただきました。日本のフォルチェの方がおいしいですね(^_-)-☆

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4軒め。いよいよ最後です。最後は先輩が決めておいてくれました。超有名店で混んでてうるさいけど行ってみた方がいい、と。
The Temple Bar。3人でギネスで締めました。

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この日はダブリン6泊目にして初めての平日だったこともあり市街地のど真ん中のTemple Bar Hotelに泊まりました。
パブが並ぶ通り沿いのそのホテルと部屋。夜中まで外は賑やかでしたが8PMにはベッドに倒れるように寝入りました。

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