#022 13日目(ベルファスト) 2015/6/24水 さすがに疲れがでてきたかな? (Royal Portrush Golf Club)

思い起こせば、朝から「疲れ」が出ていたのかもしれません。
朝の出発時間を30分早く勘違いしていました。早い時間で考えいたので問題はないのですが。。。

ベルファストで泊まっている Tara Lodge、本当にいいです。
こんな快適なホテルはあまり経験がありません。日本ではもっぱらビジネスホテルですし。(^^;
チェックインの時に、朝食がタダ、と聞こえたので、この日はその朝食をいただこうと思っていました。
7amオープンなのですが、その前から数組の宿泊客がいました。
僕は15分ほどで出発しなければいけませんの、軽くコーヒーとヨーグルト程度にしようと思ったら、メニューが出てきます。結構しっかりしたものが食べられそうです。
確かに値段が書いていません。
僕は時間がないので、久しぶりに好きなオートミルをいただくことにしました。Irish Warmer with Wiskeyというやつです。
オートミルにウイスキー?それはアイルランドっぽいな、と思って、これから運転することを気にせずにオーダーしました。
出てきたオートミル、シンプルでおいしそう。隣に添えてあるのはハチミツかな?と思って、味見をせずに全部オートミルにかけました。
そう、これがウイスキーです。うすうすわかっていました。普通にウイスキーでした。確かに温まる。おいしい。ありですね、これ。

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Royal Portrush Golf Clubへ

 

この道は二日前に通った道とほぼ同じなので特に心配もなく快適に1時間半でクラブに到着しました。
この日は、二日前までは雨の予報でしたが、前日に天気予報が変わって晴れマークが。
ついてます。
朝、曇りで今にも降り出しそうな天気が、コースについた時には普通のくもりに。その上暖かい。風もない。今回の旅の中で一番風がなかったかもしれません。

チェックインンはプロショップで行います。
ここで僕と同じ時間帯でアンソニーという人がいると思うけど?と聞くと、すでにチェックインしてますよ、との回答。
一緒に周れるな。でも、彼は今日のフライトで奥さんの家族がいるタイ プーケットに行く、と言っていたので、時間を早めるかも、と思いながらチェックインしました。

キャディーのことも聞きました。
ネットで調べると40ポンド(+チップ)、僕はキャッシュで50ポンドしかもっていないけど大丈夫?と聞くと、大丈夫、との返事。
安心してキャディーを予約しました。
この旅ラス前にして初の自分のためのキャディーを付けることにしました。

ロッカールームは、ビジター用のが見つけられず、メンバーロッカールームを拝見。すべてのロッカーに名前が入っています。真新しさはないのですが、現地のメンバーさんの空気感が感じられました。

スタート40分前、少しボールを打とうと思って歩いていたら、「レンジはあちらだよ」と親切に笑顔でそして丁寧に教えてくれるコースの人がいました。

このクラブでは、メンバーさんと思える人がみんな温かい。みんなフレンドリーに冗談交じりに声をかけてくれる。いい雰囲気。プロショップのお兄ちゃんは、必要以上に陽気な兄貴分と、ちょっと陰気な若者でしたが。(^^;

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いよいよラウンド!

さて、レンジに行くと長身のアンソニーがいました。
Nice to see you againという挨拶と共にスタート時間を確認すると一緒でした。
良かった。
でも、急いで帰らないといけないよね?という話をすると、自分のプラン建てが悪いだけだからいいんだ、とのこと。

この時に、キャディーをお願いしようと思っていることと、現金が50ポンドしかないことを話したのですが、彼はそれを15ポンドと聞いたようで、後ほどキャディーをお願いするときに、スターターに「先に現金を支払って、あとでクレジットカードでもいいか?」などと確認してくれていました。とても親切です。
あわてて、大丈夫50ポンドあるよ、って笑いながら制止しました。(^^♪

アンソニーもキャディーを付けることにしたみたいです。
そこでわかったのですが、ポートラッシュでは3段階のレベルのキャディーがいて、ビブの色でランクが分かるようになっています。
エキスパートは40ポンド、そこから30、20となっています。
40と30の違いは、技術的なサポートもするか、というような内容だったと思います。
現金に余裕がないのと、コースのことを教えてもらえれば十分なので30ポンドの青いビブのキャディーをお願いすることにしました。

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本日のラウンドメンバーは総勢5名。

 

僕のキャディーはゴードン(Gordon)。クラブから徒歩10分の場所に住んでいるとのこと、何となく宮里藍ちゃんのキャディーのミックみたい。
アンソニーのキャディーにも挨拶して名前を聞いたらゴードン。ん???同じ?
ここではゴードンという名前は多いの?と聞くとそうでもなくてたまたま一緒だとのこと。
だから、アンソニーのキャディーをゴーディーと呼んで、僕のキャディーをゴードンと呼んで区別することがある、とのこと。
なんか面白いぞ。

アンソニーと2Bでラウンドかと思っていたら、もう一人加わって3Bとなりました。
挨拶をすると、ジョン。オーストラリアから来た、とのこと。
あれ?昨日の3Bと同じ名前の3人、それも出身国が同じ。
なんて奇妙な面白い出来事か。

アンソニーの身長はやはり2m。
フットボールをやっていた、というのでサッカーの方?と聞いたら、オージー フットボールの方とのこと。オーストラリアではそちらの方が一般的なんですね。
身長が2mの上、ヘッドスピードも50m/s以上ある感じなので、ウッド系のボールが暴れるのが辛い、と言ってました。
彼は僕が曲げてラフに行ったボールを本当によく見つけてくれました。ありがたいです。
昨日僕が彼のボールを探してあげたことへの彼からのお礼だったのかな、と思いました。
日本の仲間内とのラウンドではあまり探しに行きませんが(笑)、旅先で初めて周るときには大事だな、と思いました。
「ロイヤル メルボルンはとてもいいコースなんだよね?」と聞いたら「僕のコース、ナショナルもとてもいいよ。来る時には一緒にラウンドしよう。連絡して。」と名刺をいただきました。ありがたい。

ジョンは、高めのピッチで早口。
仕事で早口な英語を話す人はたくさん知っているけど、遊びでもそうなる人はあまり経験がありません。
「出身は?」と聞くと、最初「ポルトギー」と聞こえたのですが、彼の説明を聞くとオーストラリア。「もう一度街の名前を教えて?」と聞いたら「ポート リンカーン (Port Lincoln)」でした。オーストラリアの国の一番南の真ん中なんだ、とのこと。
彼は、とても気遣いができて、ほめ上手。いいショットのときには賞賛することを忘れません。僕はこの日はアンラッキーが多かったので、すべて慰めてくれます。
その上、「日本のカルチャー、伝統、食事、すべてが素晴らしいよね」と。
彼はゴルフもうまく、ほとんどフェアウェイを外さず、飛ばす。スコアも85。
彼がバーディーを取った時に「いやぁ、素晴らしいゴルフだね」という話をしたら、「Kiyotoの方が先にバーディー取ったじゃないか」みたいに相手をたてます。

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初専属キャディーの結果は。

「ゴードンはラッキーだよ、僕のバッグはクラブ7本だし相当軽いよ。」
という話からスタートして、自分にキャディーがいて担いでくれるのはプロになった気分です。
タイで一人に一人つくのとは全く違います。
そんな気分でスタートしたら、パー、ボギー、パーと最高の出だしでした。それぞれ1打ずつ少なくても良かったくらい。(^^♪
ところが次のホールでティーショットの転がりが悪くフェアウェイど真ん中の大き目のポッドバンカーに入って1打目出すのを失敗したところからおかしくなりました。そこでトリ、次のホールもティーショットが当たらずラフに入ったところからダボ。
前半は46で耐えて、この日は80台で行きたいな、と思ったところ、後半のスタートにバーディーが来ました。
よし取り返すぞ、と思ったところまでは良かったのですが、この日はラフに行ったボールが全部シャンクのようになってしまいました。
ポートラッシュのラフの茎が細いけど固いんですよね。ボールは普通に見えて抜けそうなのが抜けない。参りました。後半51 (*_*;
ゴードンはとても素晴らしいキャディーで、的確にコースの戦略を教えてくれます。4-5ホール目にはクラブ選択もアドバイスしてくれました。
僕がナイスショットをすると喜んで、そしてほめてくれる。失敗すると残念そうな顔をして笑顔で慰めてくれる。。。最高でした。
もうすぐ40ポンドレベルになるんだろうな、という感じでした。
別れ際に「また必ず来てくださいね」と言ってもらって「その時は一緒にラウンドしよう!」と返しました。
彼自身もゴルファーで、ホームコースはGMACと同じコース(Rathmore Golf Club)とのことでした。GMACは「本当にナイスガイだよ」と教えてくれました。

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コースの印象

キャディーを付けたことで、ゴルフに集中することができました。
実はキャディーや同伴ゴルファーがいると、一人でラウンドしているときよりもコースの印象が薄れてしまいます。僕の場合。(+o+)
とは言いながらも、とても雄大な景色が楽しめるコース。という印象です。
フェアウェイやグリーンは、RCDやラヒンチ、バリーバニオンほど固くはありません。
ラフは厚く深い場所はあまりないのですが、ボールが見えていても細い固い茎で上手く打てません。これには本当にやられました。
それにしても、この時期のどのコースもコンディションは最高でした。

プロショップにあったイリアックのヘッドカバーよかったなぁ。。。高過ぎて手が出ませんでした。

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帰り道は「疲れ」の絶頂

 

ラウンドの途中で気づいたのですが、足の裏が痛い。たぶん皮がむけた感じです。
そりゃそうです。13ラウンドも歩きで、その上11ラウンドは担いだのですから。
普通に走れば1.5時間でホテルまで戻れるのですが、この日は2時間かかりました。
その理由は、携帯の電波が届かずにナビの設定ができなかったため、オフライン マップとGPSで方向を見ながら走った時に、道を間違ったこと。
それと、途中で2度ほど休憩したことでした。
でも、無事ホテルに到着して、それでも先輩とは30分予定よりも早く待ち合わせることができました。

ベルファスト最後の散策

 

4.30pmに先輩とCity Hallで待ち合わせです。
今日も先輩について歩くだけです。
先輩は「ベルファストは随分久しぶりだからあまり覚えてないんよね」と言いながらもスタスタと歩いて僕を誘導してくれます。
「今日は路地裏シリーズ」ということでした。先輩は僕を楽しませてくれるため毎日行くパブを決めてくれています。
20年前にM社に入った時に、右も左もわからない僕にやさしくいろいろと教えてくれたり、ランチに連れて行ってくれた先輩の姿が重なりました。

1軒め。Kelly's Cellars。ベルファストアイルランドの他の都市に比べるとドラフトのサーバーが少ないイメージです。1パイント目はギネス。

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2軒め。White Tavern。2パイント目は MACARDLES という初めて見るビール。色も濃い目で僕の好きな感じを予想しましたが、味は極めて単調。一緒にアイリッシュ シチューをいただきました。先輩曰くこれは本来のとは見た目が違う、とのこと。
でもおいしかったです。ベルファストで食べた中で一番おいしかった。(笑)

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3軒め。The Duke of York。このパブがすごかった。ギネス関係のグッズを店中に飾っています。そうとう古いものから見事です。これを見るためだけにでもベルファストに来る意味はあるような気がしました。とてもいいパブに連れて行っていただいて感謝です。3パイント目はギネスに戻りました。

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明日の最終ラウンドを控え、「疲れ」も多く口に出るようになったので、今日はここまで。7pm過ぎにホテルに戻り、一気に就寝です。。。

ベルファストの街は、古い建物が多く、思わず写真を撮りたくなります。
ほろ酔いでホテルまで15分ほどゆっくり歩きながら帰るのが、この時期は陽が長いこともあり、気持ちよかったです。

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