#015 6日目(リムリック) 2015/6/17水 ツアー最難関日 (Waterville Golf Club)
早朝?深夜??3am行動開始!
いよいよこの日がやってきました。
今回のツアーの移動距離が最も長く、運転時間が行き4時間、帰り2.5時間になる日です。
どうしてもラウンドしたいWatervilleが、6/18, 19とInternational Memberのイベントのため、17に行く必要がありました。
ですので、このようなハードな予定を組むことにしました。
スタート時間でアサインされたのは8:10。
今回もぎりぎりになって慌てるのは嫌なのと、前日の4amのホテルから駐車場までの雰囲気が怖かったので、夜の続きの時間3amに出発することにしました。
この日のホテルの玄関は開いていました。昨日「ごめんね」と言った彼もいました。併設しているバーのバーテンダーが深夜/早朝のホテルの仕事も対応しているようです。
昨日の失敗はすべてクリアして運転を始めました。
実は、この時、ゴールウェイは霧がかかっていて、道路も濡れていました。
運転するには最悪な感じです。
案の定、クルマで走り出しても、いつものようにスピードを出すことができません。その上どんどん霧が濃くなっていきます。
このペースだと4時間以上かかることを覚悟したと同時に、早めに出ることにした自分を褒めて、暗くて怖い夜道を好きな達郎さんをかけて走ることにしました。
2時間走っても5amです。この日の天候が悪かったこともあり、まだ外は暗いので路肩に駐車して休憩するのもちょっと怖い感じがします。
5.30amを過ぎたくらいに朝らしくなったので、やっとそこで休憩。
霧雨な感じでしたが、おいしい空気を吸ってリフレッシュできました。
そこからは、1時間起きに休憩しながら、目的地のWatervilleに向かいます。
行ってみて分かったのですが、Watervilleは遠いだけでなく、途中の道が狭い山道です。その上またここに来て一気に霧が深くなってきました。
朝が明けた狭い山道での深い霧。。。誰かが、Watervilleには女性の幽霊が潜んでいる、と言ったらしいですが、まさにそんな感じです。。。そしたら、突然山道に羊が5-6頭とつぜん目に入りました。。。あれにはびっくり。道の左右にある牧場の柵を越えて出てきたようです。
クルマを見るなり、慌てて、そして申し訳なさそうに牧場に戻ろうとしますが、どこから入っていいかわからない羊たち。道が狭いので(クルマはすれ違えない幅。でも両側通行!) 羊が道にいると僕はすすめません。
そんなこともあって、ますます緊張しながら山道を運転していました。
そしたら。。。今度は一面に湖が出てきました。ネス湖のネッシーはここか??と思えるような、恐竜がひそかに棲んでいるならここだな、と思えるような風景でした。これもまた怖かった。
そんなことを繰り返しながら、7amにはコースに到着しました。良かった。。。
コースに到着したら、霧雨と薄い霧。耳当てがあった方がいいかな、くらいの寒さでした。
Waterville Golf Course
コースに到着していつも通り最初にプロショップを見学。
なかなかいい感じでグッズがそろっています。
その後、受付で記帳しました。バリーバニオンと同じように、名前、所属コース、出身地、ハンディキャップ。
パットでもしようかな、と思っていたところでスターターの方から、今2人組が行ったから、そこに入れてもらってもいいよ、とのこと。早く上がれるに越したことがないので、行って挨拶していると、すぐ後から1名がやってきて、そちらの方と2Bで周るようにとの指示に変わりました。その彼がPeterです。
Peterは50代でしょうか。普段はダブリンに家族で住んでいて、今回は奥さんの親御さんが住んでいるWatervilleにバケーションで来ている。
Watervilleは過去に5-6度ラウンドしているけど、今回は久しぶりとのこと。
そんな彼と2BでWatervileeのコースのこと、この地域のこと、アイルランドのゴルフ場のことなどいろいろと聞きながらラウンドすることができました。
僕のショットが昨日までとは違って安定してきたので、ゆっくりと話しをすることができました。
彼曰く、Watervilleはアイルランド国内からも遠くてあまり人が来ないからとてもいい避暑地になっている。アメリカからヘリコプターで金持がやってくる場所。ペイン スチュアートやその他の有名プロも、全英の前にここで調整をする。昨日はこの海岸線を、あそこに見える家からぐるっと1.5時間も散歩したんだ。とても最高な気持ちになるよ。などなどなど。本当にいろんな話を聞かせてもらえました。
そんなこともあって、一気に僕はWatervilleのファンになりました。
彼には、どこのコースが好きか?という話をしたときに、Links以外の名前が出てきて、次は今回とは違う、世界的には有名ではないアイルランドのコースをラウンドしてみたいと思いました。
この日のラウンドは初めて!ボールをなくしませんでした。
ミスター ボギーマンにも勝ったように思います。。。一人のラウンドでは気にするのですが、一緒に周る人がいると気持ちはボギーマンには行きません。笑
コースの印象
前日も雨だったせいだけではなく、他のリンクスとは違ってフェアウェイが固くなかったです。普通にターフが取れました。
その一方で、グリーンとグリーン周りに他のリンクスと同じで固くなっていました。
前半は霧がかかっていて、あまりコースの風景を楽しむことができませんでしたが、いわゆる大きな丘があったりするブランドのホールはなかったように思います。
後半は霧がとれて代わりに小雨になりましたが、おかげでコースの景色がよくわかりました。ラッキーなことに後半の方が海が見えるホールが多く、景色がとてもよく楽しめました。
このコースは、Park Landっぽいところも少しだけありながら、リンクスとしての特徴もあり、海の景色とのバランス、コースで仕事をしている人たちとクラブハウスの雰囲気と合わせて、とても気に入りました。
ちょうど僕らの組の後ろは、同じウェアを来たメンバーさんが2Bでラウンドしていました。それもかっこよかった。
ここのコースのイメージ キャラクターがウサギで、その話をPeterとしているときに11番ホールでウサギが2匹出てきました。僕がグリーンにパーオンを狙うショットの時でした。忘れられない思い出です。
プロショップのおばさんは、僕がメールで予約したことで覚えていてくれて、いろいろと話しかけてくれました。
買ったもの。
1Wカバー
キャップ
マーカー
リップ クリーム
帰るときに駐車場でバッグを積んでいるところで、男性に声をかけられました。
「昨日見たよ」「バリバニオンで」「どこを周ってるの?」などなど。
うれしかったです。。。こういう時に僕からも彼の予定などを聞かないところがまだまだですね。
帰りの運転。。。眠い。
そんなラウンドでしたので、この日も3時間強で18H周ることができました。
予定よりも早いので、ゆっくり休みながら運転することができました。
朝は怖かった景色も、帰りは多少慣れました。
リムリック Limerick
この街は、ゴールウェイとは違ってほとんど観光客はいないようでした。
先輩と4.30pmに街に繰り出しましたが、これまでのダブリンやゴールウェイとは違って店はほとんど客がいなくてとても静か。ゆっくり飲むことができました。
僕は毎晩ビールを飲みながら食事をするのが旅行中の唯一の栄養補給になっているのですが、リムリックのパブでは食事ができるところが少なかったです。
それでは、残りの街の様子はのちほどアップする写真でお楽しみください。笑
(^_−)−☆