#045 シングル ハンディキャップへのステップ その2 (自己解釈編)
Breakthroughで何が効果的であったか。
- 「正しい」技術論(知識)
- 「正しい」ギア
- 「正しい」練習
- 「正しい」仲間
- ゴルフに取り組むための「正しい」メンタリティ
以上の5つが挙げられると思います。
逆順に自分なりの解釈をします。
5. ゴルフに取り組むための「正しいメンタリティ」とは。
会社勤めしていた時は、ハードワークが有名な外資ITのそれも最もタフと言われていた職種でした。朝の3AMから自宅で仕事を始めないとその日の準備ができない。週明けの朝一番に重要なビジネス レビューがある。。。
そういう状況だとどうしても、ラウンド後半に入ったころから仕事の事が頭をよぎります。
また、週末にしっかり練習したり、それでいい感じを体得しても、よく週末にはリセットされることが多かったです。これもハードワークのせいだったと思っています。仕事が忙しいWeekdayはゴルフの事は考えられないし、クラブを握る気にもならなかった。
仕事環境を変えたことで、ラウンド後にレンジに寄ってしっかりと反省する時間を持てるようになりました。
これはとても大きかったと思います。
仕事環境を変えることは多くの方にとっては無理だと思いますが、これは「お勧め」ということではなく、自分の整理に意味でしっかり記録に残したいと思います。
4. ゴルフに取り組むための「正しい仲間」とは。
ゴルフは個人競技です。
何事もそうですが、レベルを上げるための指導者や仲間の存在は不可欠です。
指導者からは後述する「正しい技術論」を学ぶことが重要と思います。
では、「正しいゴルフ仲間」とは?
僕が考えるポイントは以下の二点です。
〇同じ(似た)価値観でゴルフを上手くなりたいと思っている仲間。
・ゴルフのレベルは近い方がよい。
・ゴルフに関してどのようなことでも共有すること。隠してはダメ。
〇片手シングルクラスの上級者によるアドバイスが受けられること。
・技術論やギヤ論よりは、自分が経験したことを共有してもらえること。
僕の場合、この「正しいゴルフ仲間」を見つけることがなかなかできませんでした。
SNSを通じて「ゴルフ仲間」は増えましたが、上記の条件にあった人を見つけることが難しい。相当仲良くなった上で「ところで。。。」と改めて確認する必要がありました。
自分の練習内容、困っていること、ラウンドのすべての結果、ギヤなどなど、すべてをあからさまにすることで、自分のゴルフへの真剣さが増しましたし、自分だけでは気づかない多くの事をアドバイスいただきました。
3. ゴルフに取り組むための「正しい練習」とは。
ゴルフの結果が変わったこの一年で「練習」で変わったこと。
〇ラウンド後に練習することを増やした。特にラウンド中に悪かった事柄について。短くても1時間、長くて2時間の打ちっぱなし。
〇ウェッジだけでのアプローチ練習を増やした。45分打ち放題で300球ほど。感覚的に距離感が養えるように。ボールの高さも精度が上げられるように。(週一程度)
〇素振りを増やした。(毎日10-20分程度)
・重い器具での素振りと軽い器具での素振りを繰り返しました。目的はスイングスピードを上げるため。
・重い器具を使うことで、自分のスイングの課題が見つかりました。具体的に言うと、
- フラット過ぎるスイング軌道。
- インパクト前にトゥダウンし過ぎてしまうこと。
- 最後まで振り切れないこと。
2. ゴルフに取り組むための「正しいギヤ」とは。
ギヤについては、好みの個人差があると思います。以下は自分の場合の話です。
〇簡単すぎないアイアン。
- 7I-PWまでをMizuno MP-59、5I-6IをFourteen HI-858を使用しています。
EPON AF-502を使用した時に芯を外しても打感を損なわず打球もミスにならなくとても気に入りました。が、そのようなアイアンを使っていると自分のスイングに問題があることに気づきなくなりました。
〇すべてのクラブは信頼できる工房で組んでもらうこと。
ヘッドの特性(重心位置や重心距離)を正しく理解し、PT以外の13本の流れの中でいかに自然であるか、ということが重要であると思います。
シャフトについても同様です。
1. ゴルフに取り組むための「正しい技術論」とは。
ちまたにはたくさんの情報が流れていて、雑誌を見ていると、逆の理論を説くことは頻繁にあり、それを見て多くの一般ゴルファーは迷う。
上達のための「ノウハウ」は十人十色であり、逆も真であることに気付くのは5年くらいかかりました。
3年ほど前に理論派で有名なレッスンプロの指導を受けたことで、論理的に正しいと思われる「技術論」を学習することができました。
それをベースに自分の中で消化させ、そして体現するためには2-3年かかりました。
よりどころとなる「技術論」を見出すこと。それを自分の能力の中で消化すること継続的な今後の課題と思っています。