#031 軽井沢ゴルフ合宿と、とても印象に残る出来事@軽井沢駅新幹線ホーム

まずはゴルフ合宿の話し

2015/8/21、22と僕の元上司でゴルフの世界に導いてくださったSさんのお宅に泊めていただきながらのゴルフ合宿がありました。

21はSさんのご近所でゴルフ仲間のTさんとHさんを入れての4Bでグランディ軽井沢 森泉コース、22はSさんのホームコースであるプレジデントゴルフ倶楽部 軽井沢コースを1.5ランドさせていただきました。

天候にも恵まれ、自分としては安定したゴルフができ、実りのある合宿でした。

 

今回Sさんのお嬢さんお二人がいらっしゃるタイミングと同じになってしまい、大変申し訳なかったのですっが、奥様にもお嬢様たちにも温かく迎えていただきました。

思い起こせば僕がゴルフを始めるにあたって、Sさんには完璧な「導き」をしてくださいました。

まず最初に、半年後に初ラウンドの予定を決めていただきました。

ドライバーとパターは実家にあった父が使っていたものを持ってきました。

アイアンは、Sさんが使っていないタイトリストのアイアン(DCI 990だったと思います)を貸してくださいました。

ラウンドに必要な残りのグッズ、バッグ、グローブ、ボール、シューズなどの購入のためにショップに連れて行ってくださいました。

最後にはご自宅の近所のレンジでレッスンプロのワンポイント レッスンを受けさせてもらいました。

そしてそこから僕のゴルフ人生がスタートしました。

 

その時にSさんのお宅に初めて伺いましたが、当時中高生だったお嬢さんが今立派な社会人になっています。

まさかそのお嬢さんと乾杯しながらお話しをする時がやってくるとは想像もしていませんでした。

お二人とも楽しい話しがつきない聡明で立派な大人でした。

いつも僕たち元部下はSさんのことを「世界一マナーに厳しく間違ったことを許さない人」と称しています。

そのマナーに厳しいお父さんに育てられたお嬢さんとの会話の中で聞いたエピソードを一つ紹介します。

「新幹線に乗った時、3人掛けの窓際に座ったのですが、ひとつ席を挟んで通路側に座った男性が靴を脱いだのです。その時のニオイのひどいこと。我慢できずに「靴を履いていただけませんか?」とお願いしたんです。」とのこと。

Sさんのお嬢さんたちはお父さんに躾けられたことができない人たちを街中で見つけると相手がどんな人でも注意をしようとしたことがある、という幼少時代の話しは何度か聞いたことがありました。

さすがだなぁ、と思い、笑いながら聞いていました。

帰りの新幹線ホームでの出来事。

軽井沢からの帰りの新幹線。軽井沢もっともにぎわう時期だけに指定席は取れずに、1時間弱並んで自由席を狙うことにしました。

幸い僕は列の先頭になることができ、そこに鞄を置いて近くのベンチに座りながら軽井沢の気持ちの良い風に吹かれながら缶ビールを飲んでいました。
新幹線の到着の時間が近づくにつれ列に並ぶ人が増えてきました。

人が増えてきたので僕の鞄のある列も見えにくくなってきた15分前に僕の鞄のところに行くと、誰もいなかったはずの僕の前に若い女性が音楽を聴きながらLINEをして立っています。?????明らかに割り込みされた感じです。

言うべきか、見過ごすべきか4-5分悩んでその女性を凝視していました。
最終的に、僕的には諦めてそのまま見過ごそうと決断しました。
その僕の心の中を見越したかのように、僕の2つ後ろに並んでいた若いカップル(姉弟?)の女性が、僕と、僕の後ろに立っている年輩の女性に「先頭の女性はご一緒ですか?」と質問してきました。

「違うんですよね。。」と答えるとすぐにその若いカップルの女性が先頭に立っている女性に「みんな並んでるので後ろにお願いします。」と。

そしたら先頭に割り込んでいた女性は、詫びることもなくそそくさと列の後ろに行きました。

まさにトンカチで頭を叩かれたような出来事でした。

本当は先頭にいた僕が言うべきことを、2つ後ろにいた若い女性が行動に移してくれた。

とても恥ずかしくて情けない思いをしました。

と、同時に「今時の若い者は」という表現はまったく間違っていることを改めて感じました。

その後、新幹線が到着して、僕は3人席の窓際に席を取り、そのカップルが僕の隣に座ることになりました。

その際もカップルの男性の方が「こちらの席はよろしいでしょうか?」と丁寧に確認してくれました。

なんて気持ちの良い若者たちで、しっかりと躾けられた若者たちなのでしょうか?

僕はプラットホームでの出来事を「本当は僕が指摘するべきでしたね。すみませんでした。」と言うと、二人とも笑顔で返してくださいました。

 

なんともほろ苦く、すがすがしい出来事でしたので、Blogに書いておこうと思いました。