#025 この旅を通じて得たものはなんだったのか?
10年ほど前でしょうか。山口さんという方がリンクスを周ったことが書籍として出版され、それを読んだときに衝撃を受けました。
すごい。ぼくもいつかやってみたい。
その後同様の海外のコースを周る書籍(エッセイ)を見ると必ず買って読んで僕の思いは大きくなって行きました。
一方で、そのような旅を行動に移す勇気がなかったのです。サラリーマンとして時間が取れないことがその大きな理由です。
クルマの運転も、すぐに眠くなる僕は、一人ではちょっと難しいかな、と思っていました。
見知らぬ人とのラウンドも、毎日英語だったら疲れるだろうな、とか、どんな人と一緒になるかわからないし、とか。
このブログの最初に僕が旅に出る理由(きっかけ)を以下のように記述しました。
- ゴルファーとしての夢の一つが「本場のリンクスでラウンドしてみたい」ということである。
- 会社を辞めて時間ができた。
- とりあえず健康である。
- 妻からOKが出た。
- 先輩が楽しんでいる旅に加わりたかった。ちなみに、先輩は全くゴルフをしません。
- これを逃したら次いつ行けるかわからない。
旅に出ることが目的ではなくて、この旅を通じて何が得られるのか、何かが得られるのか、というのがとても大きなテーマ(課題)でした。
単純に「行って良かった。楽しかった。」では終わらせたくなかったのです。
旅を通じて得たものは、
- 「夢は叶う」ということ。
- 夢を叶えるのは自分だ、ということ。
- 行動に移さないと何も起きない、変わらない、ということ。
- ゴルフを通じた人との出会いに感謝。
- ゴルフに出会えたことに感謝。
- そして何よりも今回の旅を実現させてくれた妻と先輩に感謝。
- 15日間3千キロ運転し、13日間14ラウンド。そのうち12ラウンドは担ぎ。それでもどこも痛くない(足の皮はむけたけど)健康な体に産んで育ててくれた親に感謝。
- 超私的なブログを読んでコメントしてくれたり「いいね!」をしてくれた友人達に感謝。
ポートマーノックのこと
僕の今回の旅が、カウンティーダウンかポートラッシュで終わっていたら、「とても満足でした」「思い残すことはありません」となっていたように思います。
ポートマーノックの出来事があったので、またアイルランドに来てゴルフをしないとこのままでは終われない、という気持ちになりました。
ゴルフの神様に「適当に仕事して、適当にゴルフしててはダメだよ。もっとしっかりやりなよ。」と言われたと思っています。
そのためにも、健康で、人に喜んでもらえる仕事をして、ゴルフも上手くなって、もう一度アイルランドへのゴルフ旅に行かなければいけない、と思いました。
今回の旅を人生最高の旅で終わらせたくないと強く思いました。
そのための、もっと頑張るパワーと勇気と根拠をもらった旅でした。