#020 11日目(ベルファスト) 2015/6/22月 なんか小さなことがいろいろありました (Portstewart Golf Club)


今日はダブリンを離れベルファストへ移動する日です。つまり、アイルランドからイギリスへの国境越えです。
わくわくドキドキです。
7.30amに先輩をホテルに迎えに行くことにしました。

いろいろとあった その1

 順調に自分のホテルをチェックアウトして高速に乗る手前で渋滞しています。

この旅で初めてと言っていい渋滞。月曜日の朝だからかなぁ、と思いながら、みんな並んでいるので、迂回するよりおとなしく待っているのがいいのだろうと思って待つこと10分ほど。
ラウンドアバウトで渋滞になっているようです。
近づいてみると、なんと接触事故。この旅で初めて見る事故です。ラウンドアバウトが塞がれています。
でも、クルマは流れている。どうなっているか?というと、ラウンドアバウトの外周の歩道に乗り上げて事故現場を通り過ぎているのでした。なんかとてもびっくり。日本だったら警察が来て通すまでずうっと待っているような状況です。
もちろん僕も歩道に乗り上げ、クルマの底を少し擦って通り抜けました。

アイルランドからイギリスへ。

 10分遅れで先輩をピックアップし、いざ北上です。

ダブリンからベルファストまでは2時間ほど。それほど遠くありません。
今朝も天気が良くドライブ日和です。
国を超える、と言っても特に国境があるわけでもないことはネットの情報で知っていましたが、何かドキドキします。
高速道路を走っていて、変わったと思うことを箇条書きにします。

  • ゲール語の表記がなくなたこと。(アイルランドでは、ゲール語と英語が併記されています。それが慣れない自分には見難い。)
  • 景色に山らしいものが目に入るようになったこと。(アイルランドでは本当に山らしいものはありません。)
  • 距離表示にYardが出てきます。(アイルランドはメートルです。)
  • 最高速度表示の数字がマイル/hになります。(アイルランドはkm/hです。)
  • 高速を降りなくてもParkingがあるようになり、そしてサービス エリアもあります。(アイルランドではいったん高速を降りなければいけません。)

などなど、結構違いがありました。

途中サービスエリアで休憩して先輩をホテルに届けて僕はさらに北上です。

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Portstewart Golf Club

 実は速度表示がマイル/hであることに気づかずに、「ずいぶんみんな飛ばすなぁ」と思っていました。次の瞬間にkm/hではなくmile/hなんだろうな、と思っていたのですがちょっと自信がなかったので、周りのクルマの速度に合わせて運転していたら、コースへの到着が予約した時間の10分前になってしまいました。

クラブハウスが見えたら、なんか見覚えがある風景です。
そう、あのラヒンチのクラブハウスに、クルマが入る導線とそこからの景色、建物の色合いが似ていました。
あわててチェックインしたら「あなたより後のスタートは空いているから大丈夫よ」とプロショップのおばあちゃんに言われたので、安心して準備してスタートです。
僕が周るStrand Courseの1st Teeっがどこか分からなかったので、途中であいさつした年輩の女性に聞いたら親切に「がんばってね」という言葉と共に教えていただきました。
北アイルランドも人が優しいのだろうな、とプロショップのおばちゃんと、ゴルファーの年輩の女性との会話でほっこりしながら、パッティング グリーンで少しボールを転がしていました。

いろいろとあった その2

 僕のティータイムを5分ほど過ぎたところで男性4人組(30代から40代)がやってきました。

これまでアイルランドのゴルフ場ならかならず挨拶をし、ティータイムを確認します。
この4人組は僕をスルーしてティー イン グラウンドへ行きます。
この人たちの後ろだと途中でパスさせてもらうことになるな、と思って、声をかけてみました。そしたら「ティータイムは決まってないよ。俺たちはメンバーだから。」みたいな返答が来ました。
その後そのグループのリーダー格の人にパスさせるかどうか確認したみたいですが、やつはティーショットを打ってしまいました。。。
感じ悪し。"(-""-)"
ここは名門コース。僕はビジターでラウンドさせていただくのですから気を取り直して、後ろからゆっくり行こうかな、と思いました。
ちょっとプレッシャーをかけながら。
「先に行っていいよ」と言われても「僕はビジターだから後ろから景色を楽しみながらゆっくり行くので気にしないでください」くらいの返答をしてやろうかな、と思いながら。。。

本当に景色のよいきれいなコース

 

このコースはいきなり海が見えるホールからのスタートです。
その景色が本当にきれい。これまでラウンドした中でも一番きれいに海の景色が目に入るホールのような気がします。
2番ホールもティーから海が見えます。4番ホールくらいまでは波の音が聞こえます。この時期特有(と思う)小さな花も咲いています。
うーん、好きだなぁ。(^^♪

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いろいろとあった その3

 4番ホールくらいからなんかちょっと心にもやもやしたものが出てきました。

この日のこのコースは風が強かった(2番手以上変わる)こともあるのですが、ボールが着地した付近を探してもボールがなかなか見つかりません。。。ティーショットはほぼマイショットボール探しです。これがボディーブローのように精神的にストレスになります。
それとこのコースは、結構アップダウンがあります。
担ぎで11ラウンド目の僕には結構堪えるものがありました。。。
5番ホールくらいから、ボールが曲がりだし、また、フェアウェイが見えにくいホールが増えてきてまたこれもストレスです。
毎ホール必ず1度はボール探しをします。これがまたボールが見つからない。。。
6番ホールまで2アップでやってきて、「こんな景色のいいコースで今日は余裕で勝利だな」と思っていたのがずるずる崩れていきます。。。

結局3-2で負け。
最後の2ホールはラクにゴルフがしたかったので、見えるところにしか打たないゴルフをしました。
最初の6ホールと、最後の2ホールだけ心に余裕があったラウンドでした。(^^;

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コースの印象

 繰り返しになりますが、本当にリンクス的景色のきれいなコースです。

コンディションも良く、先に廻ったラヒンチやバリーバニオンほどフェアウェイとグリーンは固くありませんが、結構転がります。
グリーンもフェアウェイも先の有名リンクスほどアンジュレーションはきつくないです。しかしアップダウンが案外あります。そのためボールの着地点が見えないブラインドも結構あります。
リンクスと海辺にある丘陵コースの中間的に感じました。景色ははっきりとしたリンクスです。

さぁベルファストでカンパイです!

 アップダウンがきつい、そしてボール探しがメンタル的に厳しいラウンドを終え、1.5時間運転してベルファストに戻ってきました。

今回先輩と僕のホテルは徒歩で20分ほど離れていますので、中間点にある市内中心地で待ち合わせをすることにしました。
今日はEuropa Hotelで待ち合わせて、その周辺の有名パブでビールをいただきます。
1軒め
The Crown。随分と歴史のある店構えの中にお客様があふれています。さすが有名店。
本日1パイント目は、サーバーにゴルファーの絵がかいてある「KNOPS East Coast Ale」をいただきました。すっきりしたAleでカスク感が抑えられている感じでした。ここのパブではカスクのビールが飲めるらしいので、毎日通いたいなぁ、と思いました。

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いろいろとあった その4

 2軒めは恒例の僕の食事タイムです。

並びのパブROBINSON'Sの上のフロアのグリルで食事をしながら2パイント目をいただくことにしました。
ビールはギネス。
食事は、プラッターを先輩とシェアして、僕はメインに書いてあったガーリック ポーク チョップをオーダーしました。
ギネスも、プラッターも普通に出てきました。プラッターはイメージしたものと違いましたが、まぁ、ビールにはあいます。
。。。プラッターを食べ始め、ほとんどなくなった頃、20分以上過ぎたでしょうか、僕のメインが出てこないので、ホールのおねえさんに言いました。「まだですか?」って。
そうしたら言い訳します。「スターターが終わってから出そうと思っていた」と。
なるほどわかりました。「もう出してもらえますか?」とお願いしました。
その後また20分ほど待ちましたが出てきません。
ホールの女性は「ごめんね」とも「もう少し待ってくださいね」とも何とも言わず忙しそうにホールを動いています。客はそれほど多くないです。席の半分強が埋まっている程度。
ホールの人数はそこそこいるけど、みんな要領が悪そうです。愛想も悪い。
もう一度僕から声をかけました。「まだですか?」と。
そうしたら、言い訳します。それも不機嫌に。「いま、忙しいので遅れてる」と。お客さんは増えていないし、オーダーがどんどん入っている様子もありません。
僕は「キャンセルしたいんだけど」と言ったら「キッチンに確認する」と言います。
その次の瞬間、メインが出てきました。それも2つも。おいおい。
持ってきた女性は別の大人な感じの女性だったので、1つしか頼んでないことと、ずいぶん待たされたことを言ったら、軽くお詫びをされました。
もちろん1つだけ受け取って、ほとんど残して、チェックアウトしました。チェックアウトはホールに唯一いた男性にお願いしました。
レシートが出てきたときに、カスタマー フィードバックのカードもついていたので、この時とばかりに書きました。「遅すぎ」「注文間違えた」「態度が悪い」「最悪の出来事」などと。そしてその男性に見えるように文字を上にしたら、それを目にした男性は何があったのかを丁重に聞きに来ましたので、この出来事を一通り話しました。彼はしっかりとお詫びをしてくれましたが、あのグリルにはがっかりです。1Fのパブは絶対にいいはず!と思っています。

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気を取り直して3軒めです。
Brennan's Bar。ここで僕はギネスが作っているラガー HARP ICEをいただきました。本日3パイント目。それとなくメニューを見るとカレーが載っています。
今回の旅の先輩のテーマがアイリッシュ カレーということで、オーダーしてみることにしました。僕も味を見たかったのと、さっきの食事で終わりたくなかったのと。カレーは日本の欧風カレーともちょっと違うスパイスが利いた感じのカレーです。具にチキンの胸肉が2cm角くらいの大きさでたくさん入っています。付け合わせがご飯か、フライドチキンか、ハーフアンドハーフか選べます。

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以上が、いろいろとあった日の話しでした。
明日はこの旅最高のコース、Royal County Down Golf Clubなのに大丈夫かな。。。

 

実はホテルに戻った後に洗濯をしていたらシンクの水を貯める蓋が戻らなくなった(流れなくなった)ということもありました、これはメモ程度にいたします。